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市販のお薬と浣腸

市販の便秘薬は大腸に作用するタイプと便をやわらかくするものの2種類です。

大腸に作用するタイプは、腸に蠕動運動を起こさせ、これにより排便を促します。よく言われる下剤タイプです。このタイプは大腸を強い刺激で動かすためにお腹が痛くなったり、急にトイレへ行きたくなる場合もあります。

便を軟らかくするタイプは、便に水分を吸収させ、量(かさ)を増やして軟らかくすることで腸壁を刺激して排便を促します。このタイプの方が効き方が穏やかです。初めての方にお勧めです。

薬の使用は、定められた用法用量の範囲内での服用を守りましょう。又、下剤タイプの薬は、痙攣性便秘の方が服用すると逆効果になる事があるので要注意です。

便秘が長く続くと、便の中の水分が腸の粘膜からどんどん吸収されてしまって、便はますます硬くなってしまうので、よけいに出にくくなってしまいます。このような状態になってしまった時や、どのような下剤を使っても排便できないときに最終手段として使われるのが浣腸です。

浣腸として最もふさわしい物は真水です。真水を室温よりやや高めに設定し、150~300ミリリットルの温水を注入します。直腸を刺激するグリセリンやビサコジルなどが配合される事もよくあります。

浣腸は一度で今現在の便秘状態を解決する事が出来ますが、多用する事は大変問題があります。下剤の常用と同じように、それなしでは排便が困難になってしまったり、浣腸を繰り返す事によって、直腸の粘膜が過敏になって必要以上に何回も便意を催したりするからです。

浣腸は、非常時の最終手段だと考えて行う方が賢明です。

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