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下剤の種類

下剤の種類は大きく3つに分けられます。以下に説明します。

大腸刺激性下剤
腸の神経に作用して蠕動運動を起こして便を直腸へ送り排便を促します。市販されているお薬の大部分がこのタイプです。

作用が比較的強いので、腸内の粘膜に炎症をきたすことがあります。習慣性があるので、はじめはよく効くのですが次第に効かなくなり、結果として多くの量を服用せざるを得なくなってしまいます。

弛緩性便秘の時に用いられます。過敏性腸症候群などの痙攣性便秘の場合は、腹痛をよけいひどくするため使わないようにします。又妊婦さんも使用は避けます。


膨張性下剤
水分を吸収して膨張し、便の量を増やすことによって反射的に腸運動を促進させて便意を起こします。

作用はおだやかで副作用もほとんどなく、高齢者の便秘にも適しています。食物繊維にも同様な効果があります。しかし、効果が出るまでに時間がかかります。即効性はありません。

強力な作用はありませんが、習慣性がなく安心して使用できます。 しかし、悪心、嘔吐、腹部膨満感がでたり、稀に過敏症状が現れることがあります。痙攣性便秘の人、授乳中の女性は使えません。


塩類下剤
酸化マグネシウム、クエン酸マグネシウム、硫酸マグネシウムなどの塩類の高い浸透圧を使って水分を引っ張って腸内の水分量を増やします。それによって便が水分を多く含んで軟らかく量も増えるため、蠕動運動が起こって排便しやすくなります。

習慣性が少ないため、長期間の使用が可能です。ストレスが原因の痙攣性便秘には逆効果です。又腎機能の障害がある場合には高マグネシウム血症を起こしやすくなります。

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